こんにちは。ドラマーのミッチーです。
最近バンドで新曲を作る時に新たな試みをしていて、その度に新しい発見があって楽しく過ごしています。
皆さんはバンドを組んでいますか?
先日こんなツイートをしました。
ドラムの習得って個人練習はもちろん大切だけど、やはりソロで演奏する楽器では無いので人と合わせる練習が必須。バンドを見つけるのは大変だけど、バンドがある環境を作れたら定期的にセッションができると思うとかなり環境が変わる。もちろん楽しいバンドを見つけるのが一番良い結果に結びつくけど👌🏻
— ミッチー🥁drums (@drumsmiling) 2019年2月9日
ドラムをやるきっかけになった理由は…
- バンドをやることになってドラムを任されたから
- ドラムに興味を持って始めてみた
- バンドをやってる友達から誘われた
など、いろんな理由があると思いますが、基本的に「バンド」が身近な存在としてあったと思います。
なので、ドラムやってるとバンドが必要な理由なんて考える必要さえ無かったりしますが、例えばバンドが解散したり、バンドを辞めることになった後に「バンドの必要性」を感じることになります。
今回はドラマーが「バンド」から得られる影響についてお話したいと思います。
ドラムにとってバンドを組むメリットとは?
バンドを組むメリットとしては「楽しい」「仲間が増える」「ライブができる」といろんなメリットがありますが、特に大きなメリットは
●人と音を合わせる技術が養われる
●自然と上達する機会が増える
ということがあります。
それぞれ詳しくお話していきます。
人を音を合わせる技術が養われる
何気なくバンドをしていると気づきにくいですが、「一人で練習する」のと「バンドで練習する」ことは得られる経験が全然違います。
ドラムは基礎練習などを頑張って上達すればするほど色んなテクニックが増えてきて、練習の幅も広がっていきますが、それは個人的な技術の事で「人と音を合わせる技術」はバンドやセッションなどを通じて成長していく必要があります。
他の人と一緒に演奏する機会が無くて、メトロノームと完璧に合わせられるような技術を身につけても、バンドなどで演奏する時に上手く合わせられない…なんて事もあり得ます。
周囲の人が合わせるのが上手いと、自然と合うこともありますが…。
人と音を合わせる技術を養うには、とにかくバンドやセッションなどでいろんな人と音楽を一緒に演奏する事ですが、その時に特に意識して欲しい事は「演奏しながら周りを見る」事です。
もちろんしっかり音も聞きながら演奏することが大切ですが、メンバーの演奏する姿を見ながらリズムを合わせるとより一層音の一体感が生まれます。
自分の周囲しか見れていないと視野が狭くなり、音を聞く余裕も少なくなります。余裕を持って周りを見渡せるような演奏を心掛けると良いです。
自然と上達する機会が増える
ドラムを上達するにはやはり「生のドラムを叩くこと」に限りますが、家にドラムセットが無い場合はレンタルスタジオなどで「個人練習」をするか「バンド練習」をするかという形になります。
バンドを組むとその「ドラムセットで演奏する機会」が自然と増えるので、気がつくと上達していたりします(もちろんある程度定期的に活動している場合ですが…)。
個人練習のためにレンタルスタジオに行って…というのが億劫になってしまっていたとしても、バンド練習の日付が決まっていると自然と足を運びます。
それから、音楽に対するモチベーションも上がります。これはバンド活動の内容にもよりますが、次にやる曲を決めたり、ライブの日程を決めたり、様々な要素が音楽に対する気持ちを盛り上げてくれます。
過去にいくつかバンドをやっていた時にタイミングが重なって、すべてのバンド活動が無くなった事がありましたが、ドラムに対するモチベーションが下がり、少し音楽から離れてしまう時期がありました。
これは人によって感じ方は違うかも知れないですが、この時が「バンド」の必要性を感じた瞬間でした。
バンドを組むことのメリットのまとめ
バンドを組むことについての話をしてきましたが、ドラムを始めたての方でこれまでバンド経験が無い方がいたら、バンドに参加するのをおすすめします。
自分にあったバンドを探すのはそんなに簡単には出来ないかも知れませんが、一歩踏み込んでバンドに参加すると、様々な知識と経験を得られるので「メンバー募集」と検索して探してみましょう。
ドラマーはバンドの中で貴重な存在なので、他の楽器よりはバンドを見つけやすいです。もし自分の演奏に自信が無くても「初心者OK」というバンドはたくさんあるので、思い切って参加してみましょう。
気の合う仲間が見つかると、本当に音楽が楽しくなります。
それでは、良いドラムライフを!